”榎並(えなみ)” 電気鉄道が開業しました。

(当電鉄の概要)

榎並~龍神山参道口 (14駅15.4km)

榎並電気鉄道は大正末期に龍神山の山腹にある竜野寺へ参詣する為に
開設された鉄道で、開業当初はナローゲージの軽便鉄道でした。
昭和に入ってから狭軌の線路に改軌され、他にも沿線で栽培される
お茶などの運搬も兼ねていましたが、昭和中期に貨物運用が廃止となり
以後は細々と旅客運用のみを続けています。現在ではバスルートから
外れた沿線住民の貴重な足として存続しています。

(車両について)

全部で10両の電車が在籍しています。
すべて全長12~14mの小型車両です。朝夕は3両編成の運用が
ありますが、それ以外は殆どが単行か2両編成で運行されています。
また殆どの車両が嘗ての国鉄や、大手私鉄から譲渡されたものでして
それを自社で短縮化させ、独自の改造を行って使用しているのが特徴です。