東野田軽便鉄道は野田町(のだまち)から桜小橋(さくらこばし)を結ぶ
15.5kmの本線と,途中駅である東野田(ひがしのだ)から網島(あみじま)を
結ぶ4.3kmの支線からなる全線非電化の軽便鉄道です。

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開業当初は網島から魚介類などを東野田へ運搬する貨物線だけでしたが
旅客化された際に東野田~野田町が開業。その後は桜小橋まで延長開業しました。
この時に野田町~桜小橋が本線となりました。また貨物運用も数は減りましたが
存続されたので,網島~東野田が支線となりました。鉄道名が東野田軽便鉄道に
なっているのは,開業当初東野田に本社があったのでその名残りです。

車両は主に小型の両運転台のディーゼルカーがメインで使用されており
付随客車を1~2両牽く最大3両編成で運転されています。
また日中や支線などでは単行運転される事もよくある光景です。